
なぜ女性はいつもその持てるパワーをごまかし、パワーを発揮する場合、男性の陰に隠れる形で、あるいは巧妙に行わなくてはならないのか、私はそれが大変な疑問です。 なぜ、女性がその持てる力(パワー)を堂々と行使してはならないのか、ここにいらっしゃる女性議員の皆様は、その正式なパワー(権力・力)を女性が持っている素晴らしい例だと思います。これをさらに拡大していきたいと思います。 2つ目のキーワード、これは、パートナーシップです。男女の間で真のパートナーシップを確立することが必要です。このパートナーシップは対等な者同士のパートナーシップであることが重要です。 そして3つ目のキーワードは、実際に行動綱領にしたがった行動を起こすということです。分析、討議の時は終わりました。今は行動を起こす時なのです。 ご静聴ありがとうありました。 質疑応答 ユーフー・イー・ジューン議員(シンガポール) 議長、パトリシア先生、非常に素敵な情報を本当にありがとうございました。 先生は、女性のために頑張ってくださったことと思います。行動計画もその結果としてできあがったと思います。 教育、それから社会への参画、これを通して、女性は段階的に地位を向上することができると私は確信をしています。 今、非常に恐ろしい状況が21世紀に向かう中で起こっていると思うのです。多くの国の友人がこの問題に対して懸念を表明しています。それは、この女性の参画よって、改めて結婚観が変わるのかどうかということです。またはその家族の形態が変わるのでしょうか。社会科学者として政治に関わる者に対してのアドバイスをいただきたいのです。 私たちがこの新しい課題にどう取り組んでいけばいいのか、特に将来の世代の役割はどうなるのか、将来の世代を考えた時に政府としては制度的なケアをしたほうがいいのか、それとも、夫婦の間で生活、新しいバランスを追究すべきなのでしょうか。すなわち、個人に任せるべきなのか、政府に任せるべきなのかということについて御意見を伺いたいと思います。ジャグビール・シン議員(インド)
前ページ 目次へ 次ページ
|

|